トピック

Copilot+ PCで加速するAIワークスタイル支援、セミナーや販売店向けトレーニングも提供

――SB C&S

2月3日に東京国際フォーラムにて「Copilot+ PC Day」が開催された。Copilot+ PCを扱う、PCメーカー、ディストリビューターなど13社が一堂に会し、1,100名以上が来場。セッションでは、日本マイクロソフトの津坂社長が登壇したほか、PCメーカー各社が自社のCopilot+ PCの特長をアピールするなど、ビジネスユーザー向けCopilot+ PCの本格的な立ち上がりを感じさせるイベントとなった。本稿では、同イベントに出展したSB C&S株式会社のメッセージを掲載する。

Q1:Copilot+ PCは、PC市場にどのようなインパクトを与えるとお考えですか。

さまざまなAIツールの普及が進んでいる今、今後はAI処理を前提としたハードウエアが主流となります。Copilot+ PC はNPUを搭載し、AI機能をローカル環境で処理できるため、これまでのクラウド依存型のAIとは一線を画すデバイスと感じています。

AIを活用した新たなワークスタイルを定着させ、PC市場のトレンドとなっていくでしょう。

Q2:Copilot+ PCはどのようなユーザー課題の解決に貢献するとお考えですか。

従来のPCは多くの処理をCPUが担っていたため負荷が高まり、バッテリー消費が早いという問題がありました。しかし、Copilot+ PCはNPUがAI処理を行うことでCPUの負担を軽減させるので、バッテリーのもちがよくなり、外出先でも長時間の作業が可能です。

またオフィスワーカーは業務で探し物をしている時間が長いといわれています。Copilot+ PC標準搭載機能であるリコール機能(スクリーンショットによる操作履歴を使った検索機能)を活用すれば過去の資料やファイルを瞬時に呼び出せるので、探し物をする時間が短縮され大幅な業務効率のアップになると考えています。

Q3:Copilot+ PCを導入する前にクリアしておくべき条件などあればお教えください。

Copilot+ PCはARMベースのプロセッサーを採用しているモデルもあり、従来のx86アーキテクチャとは異なります。現在使用している業務アプリケーションやツールが正常に動作するか事前に確認する必要があります。

また、AI機能を活用するため、クラウド・ローカル環境でのデータの取り扱い方をルール化しておくのもいいでしょう。

Q4:御社が提供するCopilot+ PCの導入・活用支援サービスについてご説明ください。

SB C&Sでは販売店様向けのイベントやトレーニングのほか、各種相談センターを設置しています。マイクロソフト関連の3つの相談窓口を設置し、各専任チームが販売店のニーズに合わせた支援を行います。各相談センターのランディングページを公開しており、SB C&Sの支援メニューや最新情報の収集にお役立ていただけます。

1.Windowsマイグレーション相談センター:https://licensecounter.jp/win_migration/
2.Azure相談センター:https://licensecounter.jp/azure/
3.Microsoft 365相談センター:https://licensecounter.jp/microsoft365/

Q5:Copilot+ PCの市場を盛り上げていくために、どのような施策(セミナーや体験イベントなど)をお考えでしょうか。

SB C&Sは、全国各地で販売店向けにCopilotセミナーを実施し、SMB層への認知を拡げる活動を行っています。セミナーでは、Copilot+ PCの体験やMicrosoft 365 Copilotの活用方法を主にご紹介しております。また、販売店向けトレーニングとして、Windows販売推進担当がCopilotやEOSなどの関連テーマでトレーニングを行っております。

●お問合せ先
SB C&S株式会社
https://cas.softbank.jp/