「プレスリリース」コーナーでは、企業や団体などのプレスリリース(報道用発表資料)をそのまま掲載しています。株式会社Impress Watchは、プレスリリース記載の内容を保証するものではありません。また、プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。閲覧いただく時点では変更されている可能性がありますのでご注意ください。

高速屋、ビックデータに対応した高速データ処理ソリューション「高速機関 on Cisco UCS」

報道関係者各位
プレスリリース

2012年05月07日
株式会社高速屋

高速屋、ビックデータに対応した高速データ処理ソリューションを発表!
「高速機関 on Cisco UCS」を開発

株式会社高速屋(代表取締役社長:新庄 耕太郎、所在地:神奈川県川崎市幸区、以下 高速屋)は、シスコシステムズ合同会社(代表執行役員社長:平井 康文、所在地:東京都港区赤坂、以下 シスコ)の革新的なサーバ・アーキテクチャであるCisco Unified Computing System (Cisco UCS)に、高速屋の斬新な高速データ処理エンジンを組み合わせることで、ビックデータ対応の高速データ処理ソリューションの提供を開始したことを発表しました。高速屋は、高速データ処理ソリューションの一環として、メモリ型データベースシステム「高速機関on Cisco UCS」を開発しました。お客様は、「高速機関 on Cisco UCS」を活用することで、ビックデータに対応する高速データ処理環境を容易に構築する
ことができます。

【Cisco UCSについて】
Cisco UCSは、サーバ、ネットワーク、ストレージアクセス、仮想化等のクラウドコンピューティングに必要なリソースを1つのシステムとして統合し、ブレード・ラックの筐体を意識することなく拡張・管理することができる理想的かつ画期的なプラットフォームです。業界最高水準のアプリケーションパフォーマンスにより、サーバ・クライアントの仮想化プラットフォームはもとより、データベースを始めとするビッグデータ、Javaアプリケーション、HPCアプリケーション、Webサービスとしても最適なプラットフォームです。2009年の販売開始以来、業界標準の各種ベンチマークで63の世界記録を達成しています。

また、進化しつづけるコンポーネント技術を取り入れ続け、2012年3月には第3世代ファブリックコンピューティングプラットフォームとなりました。コンピューティング能力として、従来比最大8倍のメモリ容量と最大4倍のI/O性能を実現するとともにファブリック・ネットワーク部分でも2倍から4倍のネットワーク帯域の拡張など、高速屋の高速データ処理エンジンが必要とするI/Oスループットやメモリ性能要求を満たす最適な環境です。

【高速機関 on Cisco UCSについて】
「高速機関 on Cisco UCS」は、Cisco UCSの特長を最大限に活用して、高速データ処理に定評のあるメモリ型データ処理エンジン「高速機関」を基盤とし、ビックデータに対応する高速データ処理システムを開発しました。「高速機関on Cisco UCS」の特長は、下記の通りです。

・マルチインスタンス・パラレルプロセシング:
 ビックデータである大規模データ処理においても、「高速機関」の高速データ処理性能を保証するため、「高速機関」のデータベース構造や高速データ処理エンジンをスケールアウト・スケールアップが可能な構成としました。
・パラレルローディング:
 大規模データを高速に迅速に取り込むため、データを同時に複数インスタンスに取り込む処理方式としました。

「高速機関 on Cisco UCS」の導入事例では、従来のデータベースシステムで数時間かかっていたデータの取り込みが数分に、数億件のデータ集計が数秒に短縮でき、処理パフォーマンスの大幅な向上に成功しました。お客様は、「高速機関 on Cisco UCS」を活用することによって、企業の意思決定の迅速化や業務効率の向上が期待できます。

また、高速屋では、高速データ処理エンジンを活用し、BIやDWHのベンダーと連携して、大容量データのリアルタイム・データ分析ソリューションを提供しています。これにより、エンド・ツー・エンドの高速データ処理ソリューションを実現でき、お客様は大規模データのタイムリーなデータ分析が可能になります。

【シスコシステムズ合同会社 専務執行役員 木下 剛のコメント】
「シスコは「高速機関 on Cisco UCS」の発表を心より歓迎致します。シスコはクラウドサービスにおける意思決定に必要となるビックデータ解析も重要視しており、Cisco UCSのもつハイパフォーマンス、拡張性、可用性、柔軟性を総合的に兼ね備えたプラットフォームと、革新的なメモリ型データ処理エンジンである高速機関を組み合わせる「高速機関 on Cisco UCS」により迅速なビックデータの解析ソリューションとなります。」

【株式会社高速屋について】
株式会社高速屋は、2002年創業のベンチャー企業です。先代社長である創立者の新庄 敏男氏が開発した高速データ処理エンジンをコア技術として、メモリ型データ処理エンジン「高速機関」や、検索、集計、集約、ソートなど既存システムが必要とする機能のみを高速化する「カスタムエンジン」を提供し、これによる情報化技術の発展、ひいては大衆化を通じて、快適で・豊かな・生き生きとした未来社会の創造に貢献します。

高速屋、高速機関および高速屋のロゴは、株式会社高速屋の日本における登録商標または商標です。

関連情報
2012/5/7 15:45