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CapitaLand Ascendas REIT、大阪のハイパースケールデータセンターを764億円で取得し日本市場に参入

 シンガポールのビジネススペース・産業用上場不動産投資信託(REIT)であるCapitaLand Ascendas REIT(以下、CLAR)は24日、大阪大都市圏に所在するハイパースケールデータセンターの49%持ち分取得を通じて、日本市場への事業展開を開始したと発表した。残りの持ち分は、三井物産株式会社の連結子会社である三井物産リアルティ・マネジメント株式会社が運用するファンドが保有している。CLARの取得価格は約764億円。

 CLARのスポンサーであるCapitaLand Investment(CLI)の日本法人となるキャピタランド・ジャパン株式会社代表取締役社長の山田秀人氏は、「日本はCLIにとって重要な戦略市場であり、本件取得は、我々が20年以上にわたり日本で築いてきたプラットフォームの強さを示すものであります。この度のCLARの日本市場への象徴的投資は、当社の強みである投資およびアセットマネジメントの経験、国内パートナーとの強固なネットワーク、日本の市場環境に対する深い知見を背景とし、相対取引として創出することができたと考えています。当社は、三井物産グループ会社様との長年にわたるパートナーシップを大切にしており、今後も日本におけるプレゼンス拡大の機会を積極的に追求してまいります」と述べている。

 今回の取得により、CLARのグローバルデータセンターポートフォリオは、堅調な市場基盤を有する新たな先進国市場である日本へと拡大し、多様化が一段と進むと説明する。日本はアジア太平洋地域の先進国の中でも最大のTier1データセンター市場であり、今後も大きな成長が期待されるとして、CLIはCLARに対し日本におけるデータセンター投資の戦略的方向性を示すとともに、アセットマネジメントの知見を生かし、保有するデータセンターの価値向上のサポートを行っていくとしている。