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NECネクサ、SaaS型図書館情報サービス「LiCS-Re for SaaS」

中小規模公共図書館向けサービス事業の強化
SaaS型図書館情報サービス「LiCS-Re for SaaS」販売開始
2010年7月14日

NECネクサソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:森川年一)は、全国市町村図書館で豊富な導入実績を持つ図書館情報システム「LiCS-Re(リックスアールイー)」を、SaaS型で提供する図書館情報サービスとして販売を開始します。サービス提供開始は、2011年1月の予定です。

図書館情報サービス「LiCS-Re for SaaS(リックスアールイーフォーサース)」は、「LiCS-Re」の主要機能を中小規模公共図書館(蔵書タイトル:20万冊以下)向けにSaaS化し、月額料金で利用できるサービスです。また「どこでも図書館」をコンセプトに公共図書館と公立小中学校図書室の連携をオプションサービスとして提供します。管理・運用を一元化することで、効率化が進むとともに、地域全体として図書館の利用拡大が図れます。

昨今、全国の公共図書館では、厳しい財政環境の中、住民の満足度を高める運営を行うため、様々な改革が必要とされています。「LiCS-Re for SaaS」の利用により、導入型システムと比べ、システム導入や運用管理に関する経費を抑制することができ、当社では5年間の運用経費で約30%低減が可能と試算しています。システムに関する経費を低減することで、蔵書の充実や施設整備など、住民にとってより充実した図書館サービスの提供が可能となります。また「LiCS-Re for SaaS」は、端末とプリンタだけで利用でき、従来図書館内に設置していた各種データベース用のサーバ類が不要なため、職員の方による日々のシステム管理・運用負荷が低減できます。

「LiCS-Re for SaaS」の特長は以下のとおりです。

■持たざるITによる新しいメリット

・ライフサイクルコストの大幅な削減
・スピーディな導入
・システム管理・運用負担の低減

■万全の安全・セキュリティ対策

・堅牢なデータセンタの活用による万全の災害対策
・セキュアな回線(SSL-VPN)により、インターネット経由でも安心できるサービスを提供

■充実の図書館業務

・カウンター業務から蔵書管理、予約・督促連絡、選書まで図書館の館内業務をサポート
・利用者向けインターネット検索・予約と学校図書室連携をオプションサービスとして提供

図書館システム販売パートナーを始め、NECグループ全体の販売活動を通じ、当社では、今後3年間で200自治体への導入を見込んでおります。

NECネクサソリューションズは、サービス事業の拡大・強化を進めており、今回発表するサービスもこうした活動の一環で、今後も図書館市場に向けてより先進的なソリューション、サービスを提供してまいります。

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2010/7/14 16:43