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アライドテレシス、ネットワーク管理ソフト「AT-Vista Manager」をバージョンアップ

 アライドテレシス株式会社は28日、ネットワーク管理ソフトウェア「AT-Vista Manager」のファームウェアをバージョンアップし、新ファームウェア「Ver.1.1.0」のダウンロード提供を開始した。

 「AT-Vista Manager」は、AMF(Allied Telesis Management Framework)に対応したスイッチやルーター/UTM、無線LANアクセスポイント(AP)の管理機能を提供するネットワーク管理ソフトウェア。AMFネットワーク構成を自動認識し、構成図を自動生成して表示、無線LAN APの設置エリアごとにマップを作成して監視するなどの機能を備え、構成管理、障害管理など多岐にわたるネットワークの管理をサポートする。

 新ファームウェアでは、無線LAN APの管理・操作面の簡易化を実現。管理するAPを追加する際のCSVファイルによるインポートや、APの設定をテンプレート化して複数のAPに適用可能にするなど、管理・操作面の簡易化を図った。さらに、無線AP一覧を利用した管理を行う場合は、すべての基本パッケージにおいて最大8000台までの無線LAN APの管理に対応。AMFマスターもしくはAMFコントローラーを利用し、フロアマップ上に無線APを表示する場合は、1つのAMFエリアあたり最大1000台、1つのフロアマップあたり最大120台までの配置に対応した。

 このほか、サポートOSの追加、サポート対象製品の拡充などを行っている。

 バージョンアップ対象製品と価格(税別)は、「AT-Vista Manager/20(基本パッケージ、20メンバー/20AP)が20万円、「AT-Vista Manager/40(基本パッケージ、40メンバー/40AP)が40万円など。

三柳 英樹