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AWS、Amazon EBSで低コストな2種類のストレージオプションを提供
(2016/4/22 17:19)
米Amazon Web Services(AWS)は19日(米国時間)、クラウドストレージ「Amazon EBS」向けに、低コストなHDD型のブロックストレージオプション2種類を提供すると発表した。いずれも、すべてのAWSリージョンで利用できる。
今回提供するのは、「Amazon EBS Throughput Optimized HDD(st1)ボリューム」と、「Amazon EBS Cold HDD(sc1)ボリューム」の2つ。GBあたりのコストが低く、ビッグデータアプリケーションの処理ニーズを満たすために必要な、MB/秒で測定されたスループットのパフォーマンスを提供するので、一貫したベースライン性能を得られるという。
具体的には、「Amazon EBS Throughput Optimized HDD(st1)ボリューム」では1ボリュームあたり500MB/秒、「Amazon EBS Cold HDD(sc1)ボリューム」では同250MB/秒の性能を提供する。
また、一時的にスループットを引き上げる「バースト」に対応するため、MapReduceやKafka、ETL、ログ処理、DWHなどのワークロードにおける、パフォーマンスのニーズにも対応できるとしている。
なお、Amazon EBSのボリュームタイプはいずれもスナップショット機能を備えており、99.999%の可用性を実現できるとのこと。