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富士通、中堅・中小向け基幹業務製品を刷新 「GLOVIA きらら」を提供へ

業種特有の商習慣や固有業務に対応

 富士通株式会社と株式会社富士通マーケティング(以下、FJM)は22日、中堅・中小企業向け統合基幹業務アプリケーション「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart きらら」(以下、GLOVIA smart きらら)シリーズを刷新し、新たに「FUJITSU Enterprise Application GLOVIA きらら」(以下、GLOVIA きらら)シリーズとして、5月31日より提供すると発表した。

 富士通とFJMでは、中堅企業向け商品強化の一環として、業務アプリケーションのGLOVIA smart きららを2010年より提供してきた。今回はこのラインアップを刷新するもので、GLOVIA きららシリーズとして、「GLOVIA きらら 販売」「GLOVIA きらら 会計」「GLOVIA きらら 人事給与」の3製品を新たに提供する。

 このうちGLOVIA きらら 販売では、日用雑貨や包装資材など、主に消費財を扱う企業向けの標準モデル(TypeI)と、機械器具や電子部品など、主に生産財を扱う企業向けの生産財卸売業向けモデル(TypeII)の2種類を用意する。生産財卸売業向けモデル(TypeII)では、受注情報と発注情報を対にして扱える受発注データのひも付け機能や、長い商品コード(40けた)管理対応など、業界特有の機能を搭載しているという。

 またGLOVIA きららシリーズは、ユーザー企業の業務に合わせた柔軟なカスタマイズや機能追加を行える点が特徴で、かつ、バージョンアップもスムーズに行えるシステムで構成されているとのこと。さらに「GLOVIA きらら 販売」では、製品改良を年3回予定するなど、業種ごとの商習慣や固有業務にいち早く対応していく予定だ。

 価格は、GLOVIA きらら 販売のTypeIが50万円から、TypeIIは65万円から。GLOVIA きらら 会計(パッケージ版)が58万円から、GLOVIA きらら 人事給与(パッケージ版)は45万円から。