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NTTドコモなど7者、自動運転バスとシェアサイクルの実証事業を北海道音更町で10月に実施
2026年9月16日 10:00
NTTドコモビジネス株式会社(旧社名:NTTコミュニケーションズ株式会社)、音更町、北海道拓殖バス株式会社、十勝バス株式会社、先進モビリティ株式会社、株式会社ドコモ・バイクシェア、特定非営利活動法人ポロクルの7者は、自動運転バスおよびシェアサイクルを活用した実証事業を10月1日から実施すると発表した。観光シーズンにおける交通混雑の緩和と地域周遊の促進、将来の持続可能な地域交通の実現を目的としている。
音更町では、道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」が北海道じゃらん「道の駅ランキング」で2年連続総合1位を獲得するなど、高い人気を集めており、町を訪れる観光客の延べ人数が、2019年の約142万人から2025年には約279万人へ大きく増加。その影響などから、週末を中心に道の駅の駐車場では満車が常態化し、国道241号および周辺道路では交通混雑が発生している。また、高齢化の進行に伴って公共交通サービスにおける運転士不足が進んでおり、公共交通サービスの維持・高度化も重要な課題となっている。
そこで今回の実証では、1)自動運転バスを活用したパーク&ライドによる道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」の駐車場混雑緩和の検証と、2)シェアサイクルによる地域周遊の促進の2点を検証する。
1)では、音更町生涯学習センターの駐車場を予備駐車場として活用し、道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」との間を、予約不要の無料自動運転バス(自動運転レベル2)で運行。パーク&ライドによる交通分散効果を検証するとともに、利用者アンケートなどを通じた社会受容性の評価を行う。運行期間は10月1日~14日。
また、自動運転バスの安全かつ安定した運行を支援するため、混雑時も安定した通信を実現する5Gワイドを活用し、車両から取得したカメラ映像や車両情報を遠隔監視拠点へ伝送する。これにより、運行中の車両を常時モニタリングする遠隔監視体制を構築し、将来の自動運転レベル4(システムが運転操作のすべてを行う自動運転の形態)を見据えた運行管理手法の検証を実施するとした。
一方の2)では、道の駅おとふけ「なつぞらのふる里」、音更町生涯学習センター、共栄コミュニティセンターの3カ所にサイクルポートを設置し、電動アシスト自転車25台を運用する。自転車の利用履歴やGPSデータ、アンケート結果を分析し、地域周遊の潜在的な移動需要を把握するとともに、公共交通との連携や将来的な事業化に向けた有効性を検証するとしている。
利用者のスマートフォンアプリを用いて無人貸し出し・返却を行う方式となり、料金は30分あたり165円(税込)。10月1日から10月31日まで利用できる。
なお、NTTドコモビジネスでは、今回の実証全体の統括、実証・実装計画の策定およびネットワーク環境の調査・整備、データ活用支援などを担当するとのこと。
