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ブロードバンドタワー、AI時代のグリーンデータセンター「石狩新港サイト」を運用開始
2026年9月15日 15:33
株式会社ブロードバンドタワーは14日、「AI時代のグリーンデータセンター」を標榜する「石狩新港サイト」(北海道石狩市)について、運用を開始したと発表した。
ブロードバンドタワーは、合同会社石狩再エネデータセンター第1号(ISRD)との基本合意に基づき、すでに石狩再エネデータセンターの管理業務を行う中、新たにブロードバンドタワー初の郊外型データセンターとして「石狩新港サイト」を運用開始する。
石狩新港サイトのデータセンター面積は約570㎡、ラック数は最大190ラック。
DXやAIの普及によるデータセンターの消費電力の急増を背景に、これまで以上に大容量電力の確保や高発熱機器への対応が求められているという課題を解決するため、ブロードバンドタワーは再生可能エネルギー資源が豊富な北海道・石狩に新データセンターを開設した。新データセンターは、AI時代に不可欠な電力・冷却インフラを安定的に提供すると同時に、クリーンエネルギーの積極的な活用により環境負荷の低減に努める。
石狩新港サイトでは、敷地内の太陽光発電設備や石狩市内の風力発電所など、石狩市で生産された再生可能エネルギーを主に活用し、再生可能エネルギー100%で運営する。また、次世代通信基盤「IOWN構想」の実現に向けて、NTT東日本が提供する商用サービス「All-Photonics Connect powered by IOWN(APC)」を活用し、大手町に立地するブロードバンドタワーの基幹サイト「新大手町サイト」との直接接続を可能とし、地方立地でありながらも、都心部のデータセンターと同等のネットワーク品質と接続性を実現する。
なお、ブロードバンドタワーは、同社が提供するデータセンター向けネットワークサービス「dc.connect NeX」を活用したコネクティビティサービスの提供で連携し、石狩再エネデータセンター内に入居する他のデータセンター事業者に対してもサービスを提供する。
ブロードバンドタワーは、ネットワークに加えて電力需要にも強い次世代のデータセンター事業者を目指し、電力と通信の効果的な連携である「ワット・ビット連携」を推進し、新たな成長領域を創出する。具体的には、日本のインターネットの中心地「東京・大手町」を核とした都市型データセンターの優れた接続性と、石狩新港サイトに代表される環境負荷を抑えた郊外型データセンターの再エネ活用力を組み合わせる。IOWNをはじめとする次世代ネットワーク技術の活用を通じて国内外をシームレスにつなぐ持続可能なデジタルインフラを実現し、データセンター事業者としてのさらなる価値向上に努める。
また、事業化を進める中で構築された企業間の協創体制や、SPC(Special Purpose Company)を活用したストラクチャーを基盤として、新たな事業領域への挑戦を続け、
さまざまな産業とICTとの融合・活用による「産業のデジタル化」がもたらすあらゆる企業・組織の新世代事業の展開・発展を支援していくとしている。

