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SBT、サイバートラスト、ファイルフォースが協業、クラウドサービス対応の企業向け認証サービスを提供

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(SBT)、サイバートラスト株式会社、ファイルフォース株式会社の3社は20日、クラウドサービスに対応した高いセキュリティレベルの認証サービスを提供すると発表した。

連携の概要

 SBTでは、Office 365とActive Directoryを連携させ、シングルサインオンとアクセス制御を行うソリューション「ADFS on Cloud」を提供しており、2015年5月からはサイバートラストの認証局が発行する電子証明書(クライアント証明書)と組み合わせた「クライアント認証オプション」を提供している。

 今回の提携では、ファイルフォースの企業向けクラウドストレージ「Fileforce」と「ADFS on Cloud」との連携に対応。電子証明書が登録された端末のみからのFileforceへのアクセスを実現し、会社貸与以外の私有端末やID・パスワードの漏えいによる不正アクセスからの対策を行うことで、情報資産の漏えいを防ぐことが可能とする。

 さらに、インテル アイデンティティー・プロテクション・テクノロジー(インテルIPT)対応により、PCのチップセット内にある安全な領域に電子証明書を格納することにより、従来のOS内に格納される電子証明書と比べ、高いセキュリティを実現することができる。インテルIPT対応は6月提供開始予定。

三柳 英樹