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インテック、IoT向け共通プラットフォームを提供開始

 株式会社インテックは19日、IoTの導入やIoTを活用したサービス展開を検討している企業を対象とした「IoT向け共通プラットフォーム」の提供を開始した。

 IoT向け共通プラットフォームは、各種の機器から生成される大量のデータを、収集・管理・分析するサービスプラットフォームで、利用者はIoT環境を意識することなく、アプリケーションを通じて新しい価値の創出に専念することができる。

 サービスとしては、IoTの実証実験環境の構築から、システム開発、IoT活用の効果検証を支援するサービス運用までを提供。IoTに必要なデータの収集、蓄積、分析、可視化の機能を提供するとともに、オープンデータなどの周辺情報もデータセットとして提供する。

 サービスメニューと価格は、実証実験環境の構築と利用が可能な「PoCパック」が初期費用5万円、月額費用5万円(最小構成、契約期間は1~6カ月)。本格導入した場合の「基本メニュー」が初期費用10万円、月額費用20万円~(契約期間は1年~)。

 活用例としては、製造業での資産の効率化、予測保全、省エネ運用、サプライチェーン管理、電力・ガス・水道業界の運用効率化、設備最適化、ヘルスケア業界におけるライフログ管理、利用者の見守り、リテール業界での顧客向けプロモーション、在庫・棚管理などを挙げている。

 インテックでは、位置情報、エネルギー、製造機械分野などをターゲットに、4年後に10億円の売上を目指す。

三柳 英樹