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NEC、コロンビアの7県でICT環境を構築~学校や公民館などに

 日本電気株式会社(以下、NEC)は8日、コロンビア共和国の7つの県の学校や公民館において、ICT環境を構築したと発表した。PCやプリンタ、無線LAN、衛星通信によるインターネット接続などの環境を利用できるICTルームを、合計648カ所で構築。あわせて、今後の保守・運用や利用者の教育も行うという。

 コロンビア政府のICT省では、国家のブロードバンド普及やデジタルデバイド対策を図る「Kiosco Vive Digital(キオスコ ビベ ディヒタル)」計画において、全国で4200カ所以上のICTルームを構築し、高速インターネットで接続することを目指している。

 今回、NECとパートナーのHispasat(ヒスパサット)社によって構築されたICT環境は同計画の一環で、首都ボゴタのあるクンディナマルカをはじめ、ボヤカ、カルダス、アマソナス、リサラルダ、バウベス、グアイニーアの各県でICT環境を構築した。

 なおNECでは、コロンビアにおけるICTインフラの構築を推進し、効率的な利用・高度化に貢献するとともに、今後もICT環境構築をグローバルに拡大するとのことだ。

カルダス県に設置したICTルーム

石井 一志