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SCSK、メインフレーム向け仮想テープシステム「HSVT3」

NECのクラスタ型バックアップストレージ「iStorage HSシリーズ」を活用

 SCSK株式会社は10日、メインフレーム向け仮想テープ装置「HSVT3」を発表した。日本電気株式会社(以下、NEC)の重複排除ストレージ「iStorage HSシリーズ」と、米Opticaが開発した仮想テープ装置コントローラー「zVT」を組み合わせたソリューションで、同日より販売を開始する。

 HSVT3は、IBM3490・日立H6488といったテープ装置をエミュレーションできる仮想テープ装置。従来のテープ装置使用時の運用を変えることなく、より高速にバックアップ/リカバリを行えるほか、データ圧縮・重複排除の両機能でディスク容量の効率化を図れるため、テープライブラリ並みの低コストを実現するという。

 また、機器の障害に備え、暗号化したデータを遠隔地のバックアップセンターへ転送するレプリケーションの仕組みを搭載。さらに、メインフレーム環境だけでなく、オープンシステム環境のデータバックアップに利用できることから、統合バックアップストレージとしても適用できるとのこと。

 加えて、性能と容量の動的拡張が可能なグリッドストレージシステムを採用しており、物理容量を最大2.8PBまで拡張できる。

 SCSKではHSVT3について、今後3年間で50システムの販売を計画している。

石井 一志