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JBAT、スマートデバイスを用いて現場報告を支援する業務クラウド「Smart Attack」

 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は17日、スマートデバイスを利用して現場での業務報告を可能にする業務アプリケーション「Smart Attack」を発表した。Amazon Web Services(AWS)環境を利用したクラウドサービスとして提供される。

 「Smart Attack」は、現場作業の指示/報告業務を支援するスマートデバイス向け業務アプリケーション。例えば、点検・設備・建設現場、医療・訪問介護現場にいる作業員のスマートフォンやタブレットへ、本部側がGPSや地図を用いて、次の現場や作業内容をわかりやすく指示できるほか、作業員側では、スマートデバイスのカメラを利用し、写真や動画を使って作業前後の状況を報告することができる。このように、リアルタイムで具体的な指示や報告が可能になるため、作業効率や作業品質が向上するのが特徴だ。

 指示や報告書のテンプレートは、ユーザー自身がExcelを用いて、ノンプログラミングで簡単に作成/編集可能。また現場報告以外にも、ヒアリングシートやアンケート調査といった、現場作業のさまざまな業務に対応するとしている。

 さらに、スマートデバイス対応のファイル共有サービス「SmartDrive」に指示/報告内容のデータを保存することで、長期保管や「Smart Attack」を未導入の端末との情報共有も実現できるとのこと。

 価格は、1IDあたり月額980円(税別)から。別途、初期費用とAWSの利用料金が発生する。なおJBATでは、初年度100契約を目標としている。

石井 一志