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AWS、Amazon EC2の「M3インスタンス」を強化~Amazon S3では最大22%の値下げ
(2014/1/23 06:00)
米Amazon Web Services(AWS)は21日、Amazon EC3の「M3インスタンス」の強化、ならびにAmazon S3とAmazon EBS(Elastic Block Store)での値下げを発表した。
「M3インスタンス」は、Xeon E5-2670を利用するインスタンスタイプで、「M1インスタンス」と比べ、高いクロック周波数とメモリ性能が提供されている。
今回は、従来提供していた「m3.xlarge」「m3.2xlarge」に加えて、利用しやすい価格の「m3.medium」「m3.large」を追加。また、SSDベースのインスタンスストレージを利用可能にした。インスタンスの起動パラメーターにブロックデバイスのマッピングを指定することで、M3インスタンス用のインスタンスストレージを追加できるという。
インスタンス名 | vCPU数 | RAM | インスタンスストレージ (SSD) | 時間あたりの料金(東京リージョン) |
m3.medium | 1 | 3.75 GiB | 1 x 4 GB | 0.171ドル |
m3.large | 2 | 7 GiB | 1 x 32 GB | 0.342ドル |
m3.xlarge | 4 | 15 GiB | 2 x 40 GB | 0.684ドル |
m3.2xlarge | 8 | 30 GiB | 2 x 80 GB | 1.368ドル |
また、すべてのリージョンでAmazon S3ストレージの価格を最大22%値下げした。これに伴い、安価な低冗長化ストレージ(RRS)の料金も改定されている。
加えて、Amazon EBSのスタンダードボリュームストレージおよびI/Oリクエストの価格も、全リージョンで改定された。値下げの割合はリージョンごとに異なり、一部のリージョンでは50%の値下げが行われたとのこと。