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知識がつながる無料eラーニング「ShareWis」、企業・学校向けに製品版

 株式会社シェアウィズは19日、オンライン学習サイトの企業・学校向け製品「ShareWisエンタープライズ」を発売した。

 ShareWisは、「知識の地図」と呼ばれる独自のインターフェイスを特徴とした無料オンライン学習サイト。投稿者が「これって英語でなんて言う?」や「簿記3級レッスン入門編」といった知識をクラウド上に投稿すると、その投稿一つ一つが内容の関連性を基につながり、1つの地図のように表示される。「英語」「会計」「経営」「プログラミング」「PCスキル」などさまざまなカテゴリで各投稿が集約されるため、学習したいユーザーは地図上で興味のある「場所」へ行けば、関連するさまざまなテーマについて学習できる。PCだけでなく、スマートデバイスで利用できるのも特徴だ。

知識がつながる独自インターフェイス

 また、理解度チェック機能により学習の達成感を味わいながら学習を進められるため、生徒や社員の学習モチベーションアップなどの目的で利用するケースも多いという。これまで無料版の「ShareWis」を提供してきた同社だが、企業や学校、学習塾での利用要望が増えたことから、2013年8月より企業・学校向け製品のトライアル版を開始。30社以上の利用を経て、今回正式に製品版をリリースする運びとなった。

 社内の研修や情報共有に、学習塾の教材配信に、大学の授業の予習復習にとさまざまな活用例を挙げる。研修会社など自社教材コンテンツを保有する企業は、「ShareWisエンタープライズ」にコンテンツを掲載し、それを1つの製品として外販する「OEM提供型」も用意する。

 1カ月の無料トライアル版も用意し、今後は企業・学習塾・学校に積極的に製品展開し、2013年度内に30社の導入を目指す。

川島 弘之