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サイボウズとアプレッソ、kintone向けのデータ連携ソリューション

 サイボウズ株式会社と株式会社アプレッソは18日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」とアプレッソのデータ連携ソフト「DataSpider Servista」とを連携させるアダプタ「DataSpider Servista kintoneアダプタ」を発表した。6月よりβ版を提供開始するほか、2013年秋ごろの正式提供を予定している。

 DataSpider Servistaは、さまざまな製品・サービス間を連携させるデータ連携ソフト。GUIでの設定を行うだけで、ノンプログラミングでのデータ連携処理を作成できる点が大きなメリットだという。

 一方、クラウド環境を利用して業務アプリを手軽に構築できるkintoneでは、APIを介して外部システムとデータ連携をする仕組みを実装しているが、APIの個別開発には、一般的に時間やコストがかかるとされており、DataSpider Servistaを用いることで、連携作業を簡素化できるとした。

 またDataSpider Servistaでは、さまざまな接続用アダプタを選択して追加するだけで連携先を増やせる点も大きな特徴。「kintoneアダプタ」では、レコードの検索、一覧の取得や、レコードの追加、更新、削除、またファイルのアップロードとダウンロードなどを容易に行え、kintoneとさまざまなデータベース、プラットフォームとの連携を可能にするとのこと。

 予定価格は、145万円(税別)から。

(石井 一志)