イーセクター、仮想デスクトップ環境にも対応したクライアント操作ログ取得ソフトを販売
株式会社イーセクターと株式会社ラネクシーは15日、ラネクシーが開発・販売しているクライアント操作ログ取得製品「MylogStar」の販売代理店契約を締結したと発表した。
MylogStarは、企業内のサーバーおよびクライアントPCの操作ログを取得するソリューション。問題発生時の不正行為や情報漏えいの流出経路を“見える化”することで、IT全般統制の強化に有効活用できるという。
ログは、ログイン/ログオフの記録、ファイル操作の記録、インターネットの接続記録など15種類を取得できるだけでなく、VMware ViewやCitrix XenDesktopといった仮想デスクトップ環境、多言語OS環境などさまざまの環境に対応する。
また、取り扱いが容易なCSV形式でログデータを出力可能なため、BIツールなどほかのシステムとの連携にも対応。問題が発生した際には、記録をさかのぼって調査するトレース機能を搭載し、特定のファイルの更新履歴、USBメモリで持ち出されたファイルの特定などに役立つとしている。
なおイーセクターでは、情報漏えい対策や内部統制強化を図る企業に向け、MylogStarおよび関連するログソリューションを提供する考えだ。