ネットワールド、「VMware vCloud Suite」の販売・導入支援体制を強化


 株式会社ネットワールドは5日、VMwareがマルチクラウドの統合運用環境を実現するソリューション「VMware vCloud Suite」をリリースしたこと受け、同スイート製品の販売・導入支援体制を強化すると発表した。

 「VMware vCloud Suite」は、VMwareが提唱する「Software-Defined Datacenter(ソフトウェア定義のデータセンター)」を実現するために、従来から提供してきた「VMware vSphere Enterprise Plus」「VMware vCloud Director」「VMware vCloud Connector」「VMware vCloud Networking and Security」「VMware vCenter Operations Management Suite」「VMware vFabric Application Director」「VMware vCenter Site Recovery Manager」を機能強化して統合したスイート製品。

 8月に開催したVMworld 2012で発表したあと、10月にはマルチクラウド環境を統合管理・自動化する「vCloud Automation Center」が追加され、これまで以上に柔軟性、信頼性、俊敏製が高いクラウドインフラが実現するという。

 ネットワールドは「VMware vCloud Suite」のリリースに伴い、販売・導入支援体制を強化。具体的なサービスメニューとして、「無償ハンズオントレーニング」、「PoC構築支援サービス」、テキストを使用して各製品の実践的な利用方法を学ぶ「Jump Startサービス」、事前ヒアリング、基本構成の決定支援、定例ミーティング、構築立ち会いなどを行う「設計支援サービス」、「導入サービス」、「運用手順書作成サービス」などを提供する。

 中でも今回、「VMware vSphere」のハンズオントレーニングに従来の「Basicコース」に加えて「Advanceコース」を開始するほか、「VMware vCloud Suite」に含まれる製品についてはすでにサービスを提供していた「vCloud Director」に加え、「vCloud Networking and Security」についてのサービスを拡充。さらにこれまで個々の製品ごとに提供されていた「VMware vCenter Operations Management Suite」についての一括サービス提供や、「VMware vCenter Site Recovery Manager」などのPoC構築支援サービスや設計支援サービスなどを追加している。

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