東芝ソリューション、HadoopとAsakusa Frameworkを利用したバッチ処理高速化サービス


 東芝ソリューション株式会社は5日、株式会社ノーチラス・テクノロジーズ(以下、ノーチラス)と協業し、基幹システムにおけるバッチ処理高速化サービスを提供開始すると発表した。ノーチラスが提供している、Hadoop上で基幹バッチ処理を開発するフレームワーク「Asakusa Framework」を活用する点が特長という。

 以前より東芝ソリューションでは、Hadoopの並列分散処理能力と、基幹バッチ開発を行うためのフレームワークとしてのAsakusa Frameworkに着目し、東芝ソリューション生産技術センターを中心に検証を行ってきた。今回提供するサービスはその成果や、東芝ソリューションが持つ各業種向け野システム構築ノウハウを生かしたもので、バッチシステムの設計から構築、保守/運用までをトータルに支援する。

 具体的には、Asakusa Frameworkの適用をアセスメントするコンサルティングサービスや、PoCの実施、パイロットプログラム開発および実装方式の検討などを行う方式検証・検討サービス、バッチ処理システムの設計や構築を行うシステム構築サービス、システム保守運用サービスなどを提供するとのこと。

 なお適用できる業種・業務としては、金融業でのバックエンド全般、決済処理、リスク管理集計、取引報告書作成処理や、通信業での料金計算、プロビジョニング、社会インフラ業界での料金計算、設備管理、製造/流通業における受発注・決済処理、BOMなどが挙げられている。

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