CTC、日立JP1を活用した運用自動化サービス「AOplus」を提供
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は16日、日立のIT運用自動化基盤「JP1/Automatic Operation」を利用した運用自動化サービス「AOplus」の提供を開始した。価格は60万円からで、ライセンスと保守を含め、初年度3億円の売り上げを目指す。
JP1/Automatic Operationは、従来運用手順書に従い担当者が行ってきた運用手順を自動化するソフト。運用手順のテンプレートをコンテンツセットとして提供し、一から運用手順を設定することなく作成したコンテンツを組み合わせて運用を自動化する。
AOplusは、システム運用経験の豊富なコンサルタントが運用自動化アセスメントを行い、システム構築までを広くカバーするサービス。運用自動化アセスメントでは、要件定義を実施。自動化適用領域の整理とJP1/Automatic Operation環境情報の整理を行い、運用自動化領域を特定する。
また、システム構築は、要件定義で整理した情報を基にインストールと基本セットアップを行い、JP1/Automatic Operation設定情報の確認および自動化コンテンツのテストにより正常性確認を行う。
さらに別途個別見積もりとなるが、カスタマイズオプションとして、企業独自システムへの対応フロー開発・作成、AOplus導入後の運用業務アウトソーシングなども提供する。
AOplusのサービス販売とプリセールスはCTCが行い、運用自動化アセスメントとシステム構築は、同社のグループ会社であるCTCシステムサービス株式会社が行う。