ネットギア、中小規模向けのUTMアプライアンス「ProSecure UTM」~3年分のライセンスを標準バンドル


 ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は13日、中堅・中小規模事業所向けのUTM(統合脅威管理)アプライアンス「NETGEAR ProSecure UTMシリーズ」を発表した。9月末より販売開始する。

 ProSecure UTMシリーズは、ファイアウォール、Web/メールのウイルス対策、迷惑メール(スパム)対策、Webコンテンツフィルタリング、IPS(不正侵入防御)、VPNなどの機能を備えたUTMアプライアンス。Commtouch、Mailshell、Sophosといったセキュリティベンダーの技術を生かしているだけでなく、ストリームスキャン テクノロジーにより、120万件以上のシグネチャを用いながらも、スループットを落とさずに高速に処理できるという。

 また、直観的なGUIを持つ管理ツールを搭載しており、わずか10ステップのセットアップウィザードで簡単にインストールし、数分で使用可能になるとのこと。シグネチャ、ソフトウェア、ファームウェアアップデートはアプライアンスが自動的に管理するほか、3年間のライセンスと保守サービスも付属しているので、追加ライセンスの購入・更新といった手間も不要としている。

 ラインアップには、最大160Mbpsのファイアウォールスループットを備えたエントリーモデル「UTM10」から、最大250Mbpsの「UTM25」、最大400Mbpsの「UTM50」、最大900Mbpsの「UTM150」まで、4製品が用意された。価格はそれぞれ、8万7000円(税別)、9万9000円(税別)、14万5000円(税別)、21万2000円(税別)。前述のように、いずれも3年分のライセンスがバンドルされている。

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(石井 一志)
2012/9/13 18:53