日立、Xeon E5-4600搭載の4ソケットサーバーブレード~メモリも1TBまで搭載可能


BS540Aサーバブレード

 株式会社日立製作所(日立)は1日、ブレードサーバー製品群「BladeSymphony」で提供しているサーバーブレード「BS500」のラインアップに、Xeon E5-4600シリーズを搭載した4ソケットサーバー「BS540Aサーバブレード」を追加すると発表した。2スロット幅のサーバーブレードであるため、サーバー筐体に最大4台まで搭載可能。販売は8月2日より開始する。

 「BS540Aサーバブレード」は、サーバー仮想化やクラウドなどのシステム基盤に求められる処理性能、拡張性を備えた4ソケットのサーバーブレード。BS500では、これまで2ソケットのサーバーブレードのみを提供していたが、Xeon E5シリーズ初の4ソケットCPUとなるXeon E5-4600シリーズが提供されたことを受けて、このたび製品化された。

 最大4基のCPUによって、1ブレードあたり最大32コアを搭載可能。またBS500で初めてメモリスロットを48基装備し、最大1TBのメモリ容量を実現した。拡張カードスロットについても4スロット備えていることから、10Gigabit Ethernet対応のCNA(統合ネットワークアダプタ)拡張カードなど、多様なネットワーク技術に対応した拡張カードを搭載できる。さらにストレージは、RAID0構成の場合で最大1.8TBまで搭載可能だ。

 価格は143万5350円から。出荷は9月14日に開始される予定。

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