JBCC、ファイアウォールのリモート管理とMDM機能を組み合わせた「スーパー関所くん」


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 JBCC株式会社は、MDM(モバイルデバイス管理)機能とファイアウォールサービスを組み合わせたソリューション「スーパー関所くん」を、7月より提供する。

 「スーパー関所くん」は、企業でのスマートデバイス利用を管理するMDM機能と、外部からの不正侵入に備えるファイアウォールサービスをパッケージ化したもの。ファイアウォール部分は、700社以上に導入実績を持つ「レンタル関所くん」をベースにしており、ファイアウォール機器の運用・管理をJBCCがリモートから行うことで、企業のセキュリティを適切に保つという。

 一方MDM機能の部分では、初期設定作業をSMAC(運用監視センター)が支援するため、ユーザー企業の負担を軽減。さらに、ベリサインの証明書を利用する点も特徴で、万一、モバイル機器を紛失しても、証明書の失効やリモートロックによって対処できるので、セキュリティを侵される心配がないとのこと。

 また、MDM管理サーバーをSaaS型で提供するほか、ファイアウォール機器のレンタルにも対応するので、資産計上が不要な点もメリットとした。

 価格は、ファイアウォール機器のレンタル料を含み、モバイルデバイス10台までの場合で月額4万3000円から。

 JBCCでは「スーパー関所くん」関連のビジネスで、初年度1000社への導入を目指す。

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(石井 一志)
2012/5/24 16:37