アカマイ、ソフトバンクと提携~「ネットアライアンス・パートナー制度」国内第一弾
Akamai本社のCEO、ポール・セーガン氏 |
ソフトバンクテレコム株式会社と、アカマイ・テクノロジーズ合同会社(以下アカマイ)は28日、ネットアライアンス・パートナー契約を締結したと発表した。アカマイが2011年7月に発表した「ネットアライアンス・パートナー制度(NAP)」に基づくもので、ソフトバンクテレコムは、日本国内では初めてのネットアライアンス・パートナーとなる。
具体的には、ソフトバンクテレコムの提供するクラウドサービス群、ホワイトクラウドのオプションサービスとして、アカマイブランドの高速化やセキュリティなどのサービスが提供される。申し込みや課金はソフトバンクテレコムが一括して扱う。具体的なサービスプランや料金は、今後ソフトバンクテレコムより発表される見込みだという。
発表会にはAkamai本社のCEO、ポール・セーガン氏が出席。「アカマイはグローバルなWebトラフィックの25~30%を運んでおり、インターネットの進化を目の当たりにしてきた。現在はすでにオフィスにあるPCがデータセンターに有線でつながっているというだけの世界ではなくなっており、われわれは“ハイパーコネクテッドワールド”と呼んでいるが、オフィスでもモバイルでも、常にネットワークにつながっているのが当たり前という時代になっている」とインターネットの急速な発展による進化について述べ、「このハイパーコネクテッドワールドにおいては、企業としてマスターしなくてはならない4つの要素として、モバイル、クラウド、メディア、セキュリティが挙げられる」とした。
Akamaiは、動画をはじめとしたコンテンツ配信プラットフォームで知られるが、セーガン氏は「Akamaiのグローバルな売り上げの60%がエンタープライズ事業によるもので、うちパートナー企業を介した売り上げが20%、残りが直接販売による売り上げ」だとした。
AkamaiはIntelligent Platformを用いて幅広い製品群を提供しており、今後企業ではクラウドへの急速な移行が進むと見られることから、セーガン氏は「ソフトバンクのようにグローバルに展開する企業とパートナー契約を結ぶことで、現在はエンタープライズの売り上げの20%であるパートナー企業を介した売り上げを大きく伸ばしていきたい」と戦略を語った。
ハイパーコネクテッドワールドでビジネスをする上で必要な4つの要素 | エンドユーザーが必要とするもの |
アカマイのビジョン | 日本では、大企業の25.2%、中小でも13.4%がクラウドを導入または導入に関心があり、クラウドへの移行が加速。アカマイとしても戦略的に最重要と考えている地域のひとつだという |