NTTアイティ、月額2500円から利用できる「ミーティングプラザ BCPサービス」


 NTTアイティ株式会社は、最大32人の社員が同時に利用できる事業継続(BCP)支援サービス「ミーティングプラザ BCPサービス」を、3月22日より提供開始する。

 「ミーティングプラザ BCPサービス」は、ネット上の専用会議室を契約ごとに貸し出すクラウドサービス。専用会議室には、あらかじめ従業員へ配信されたメールに記載されているURL、または添付されているアイコンを使用して入室する仕組みで、これを各端末、USBメモリ、Webメールなどに保存しておくことにより、ワンクリックで専用会議室に入室できるという。

 専用会議室では、音声、映像、共有資料を用いたテレビ会議が開催でき、災害時の安否確認、被害報告、避難指示、対策会議などが実施可能。会議室の会議内容は録画して、後から確認を行えるとした。専用会議室には電話、スマートフォン、タブレット、PCから容易に入室でき、同時32拠点からの利用に対応する。

 なお平常時も、32拠点までの同時接続、資料共有機能を持つWebテレビ会議として利用可能とのことだ。

 料金は初期費用が3万円、月額基本料が2500円で、2時間(ユーザー合計)までのWeb会議を開催可能。それ以上は15円/分・ユーザーの超過利用料金が必要となるが、日本国内で震度5強以上の地震が発生した場合、その月と次の月は、いくら使用しても超過利用料金の上限が9万8000円/月に据え置かれる。標準では320アカウントが付属し、それ以上は1アカウントあたり1000円の追加料金が必要となる。

 NTTアイティでは、年間1000契約の販売を見込んでいる。

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(石井 一志)
2012/3/21 16:08