シャープ、NFC対応の10.1型業務用Androidタブレット発売

　シャープは、NFC標準搭載の企業向けタブレット端末「RW-T110」を3月27日に発売する。価格はオープンプライスで、月産台数は5000台。

　「RW-T110」は、10.1型、1280×800ドット、静電容量式タッチパネルを搭載したAndroid 2.3搭載タブレット端末。CPUは、テキサス・インスツルメンツ製のOMAP 4430（1GHz）、メモリはRAM1GB、ROM8GBとなる。

　近距離無線規格「NFC」やFeliCaをサポートし、会員カードシステムによる顧客情報の呼び出しや電子マネーの決済、接客支援ツールなどに活用できるとしている。また、タッチディスプレイ「BIG PAD」と連携したシステムも構築でき、会議資料を「BIG PAD」から送信し、資料を共有しながら会議を進められる。

　300万画素と200万画素の2つのカメラを搭載。通信は無線LANとBluetoothに対応する。バッテリー容量6240mAhのリチウムイオンポリマー電池を搭載し、約9時間の連続動作が可能。大きさは180×260×9.9mmで、重さは約640g。