日本マイクロソフトのExchange Online、通販ビジネスを手掛けるオットージャパンが採用


 日本マイクロソフト株式会社は16日、通販ビジネス総合支援サービスを提供しているオットージャパン株式会社が、クラウドサービス「Office 365」の1サービスである「Exchange Online」を導入したと発表した。グローバルに活用する情報共有環境として、合弁会社であるエディー・バウアー・ジャパン株式会社とあわせて約400ユーザーが、2011年8月下旬より利用しているという。

 オットージャパンでは2011年より、ビジネスのスピード感を支えるために欠かせない情報共有基盤の刷新に着手し、従来活用していたLotus Notesがサポート切れを迎えることもあって、メールシステムにExchange Onlineを導入した。

 Exchange Onlineを選定した理由としては、スピード以外に、BCPへの配慮、グローバルでの活用という2点を挙げており、災害時にもシステムを止めずに運用していけること、海外出張時にも不自由なく使えることを、クラウドのメリットとして評価したとしている。

 なおオットージャパンでは、同社およびエディー・バウアー・ジャパンの全社員400名分のメールアカウントと、Webサイトなどで外部に案内する、約40の共有メールアカウントを作成。PCにデータを残さないようにすることを優先し、Outlook Web App(OWA)を活用して、メールおよびスケジュールの共有を行っているとのことだ。

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