ミラクル・リナックス、エージェントレスでの監視をサポートしたZabbix向け「Oracle監視テンプレート 2」
ミラクル・リナックス株式会社は7日、オープンソースの統合監視ツール「Zabbix」用の「Oracle監視テンプレート 2」を販売開始すると発表した。
「Oracle監視テンプレート」は、ZabbixによるOracle Databaseの監視を効率化するためのテンプレート。インスタンスの活動状況、スキーマ容量と使用率、表領域の使用サイズ、テーブルの使用率などの監視が可能なほか、各データファイルへの書き込みI/O、バッファキャッシュヒット率、ディクショナリキャッシュヒット率、ライブラリキャッシュヒット率、セッション数などのグラフ化を容易に行えるという。
従来版では、Linux上で稼働するOracle Databaseしか監視できなかったが、新版ではLinuxに加えてWindows、Solaris上で稼働するOracle Databaseについても対応する。さらに、これまではOracle Databaseが稼働するサーバーへZabbixエージェントをインストールする必要があったが、新版ではエージェントレスでの監視が可能になった。
「Oracle監視テンプレート 2」のライセンス価格は31万5000円で、サポート料金が6万3000円。Oracle Databaseは、10g R2、11g R1/R2に対応する。