シーイーシーソリューションズ、ユーグリッドのプロファイル集中管理ソフトなどを販売
株式会社シーイーシーソリューションズは5日、ユーグリッド株式会社が開発している製品を自社ブランド名でOEM販売すると発表した。「Eugrid Platform Client Edition」を「eSECTOR Platform」の名称で、また「Eugrid SecureDesktop」を「eSECTOR SecureDesktop」の名称で販売する。
eSECTOR Platformは、PCにインストールされているOSやアプリケーションソフトはそのままに、ユーザープロファイルとデータをサーバーに移行して集中管理するソフト。サーバー上のユーザープロファイルを利用するため、異なるPC上でも同じ作業環境を実現することができる。これによって社内の企業の情報システム部門では、PCごとのユーザー情報管理から解放され、運用の効率化、BCP、サーバーでのデータ一元管理による高セキュリティ環境などを実現するという。
価格は、サーバーライセンスが32万円(税別)から、クライアントライセンスが3万円(税別)から。
一方のeSECTOR SecureDesktopは、ディスクへの書き込みを制限してセキュリティを高めるソフト。eSECTOR SecureDesktopにログオンしている間も自由にPCを利用できるものの、メモリの一部が作業領域に割り当てられ、ログオフやシャットダウン時に作業領域の内容が消去されるので、PCの盗難・紛失による情報漏えいを未然に防げるという。
価格は、PC1台あたり9800円(税別)から。
シーイーシーソリューションズでは、「eSECTOR Platform」「eSECTOR SecureDesktop」両製品に関連した事業において、3年間で5億円の売り上げを目指す。