ヤマハ、日本ユニシスのWCMソリューションを採用~クラウド基盤上に構築


 日本ユニシス株式会社は1日、ヤマハ株式会社に、自社のオンデマンドホスティングサービス「U-Cloud IaaS」とWebコンテンツ管理ソリューション(WCM)「SDL Tridion」が採用されたと発表した。

 SDL Tridionは、一貫性と双方向性を兼ね備えたグローバルWCMソリューション。ユーザー企業がマスターのWebサイトを更新することにより、各国のWebサイトの更新をマルチリンガルに実施できるという。また、コンテンツ、レイアウト、アプリケーションなどのWebサイトの構成要素を分離し、コンポーネントとして管理可能なため、統一的に更新する部分とローカルで更新しなければならない部分を容易に分けられ、各国、各サイトで異なる企業からのメッセージを的確に更新できる特徴も持つ。

 今回ヤマハでは、アメリカ、ヨーロッパで個別に立ち上げていた「ヤマハプロオーディオ」の海外向けWebサイトを集約し、U-Cloud IaaS上でのSDL Tridionにて構築・運用を実施する予定。まずは英語からスタートし、今後、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語に展開するとのこと。

 また、この基盤にクラウド環境のU-Cloud IaaSを活用することで、コンテンツを管理配信するサーバーの集約、運用および保守のアウトソースを実現する。

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