日立、UPSを内蔵したタワー型ネットワークストレージ「HA8000/NS10 内蔵UPSモデル」


HA8000/NS10 内蔵UPSモデル

 株式会社日立製作所(日立)は21日、中小規模向けのストレージサーバー「HA8000/NS」のラインアップに、UPS(無停電電源装置)を内蔵した「HA8000/NS10 内蔵UPSモデル」を追加すると発表した。同日より販売を開始する。

 「HA8000/NS10 内蔵UPSモデル」は、UPSを内蔵した、Windows Storage Server 2008 R2ベースのNAS製品。UPS管理ソフトがあらかじめインストールされており、標準設定値が入力されているため、少ない設定項目でUPSの管理を行え、システム管理者が設置されていないリモートオフィスなどでもUPSを容易に運用できるという。

 また、UPSを別途設置する場合と比べて、設置面積を約32%削減可能。さらに、UPSの内蔵によってRAIDコントローラのライトキャッシュ設定を常時オンで運用できることから、ファイル書き込み性能がファイル共有用途時で約5倍、バックアップ用途時で約3倍に向上するとしている。

 価格は、44万9400円(ディスクは別途選択)から。3.5型SATA HDD搭載モデルの場合は、最大8TB(2TB×4)を内蔵できる。

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(石井 一志)
2011/12/21 11:28