日商エレ、企業向けオンラインストレージ「Oxygen Cloudサービス」を国内で展開へ

　日商エレクトロニクス株式会社（以下、日商エレ）は20日、米Oxygen Cloudと提携し、同社の企業向けオンラインストレージサービス「Oxygen Cloudサービス」を、日本国内で事業展開すると発表した。日商エレが、「Oxygen Cloudサービス」の日本語化、日本国内でのサービス展開、日本語によるユーザーサポート、マーケティング活動などを担当するという。

　「Oxygen Cloudサービス」は、企業向けオンラインストレージとして開発されたクラウドサービスで、Windows、Mac、iPad/iPhone、Android端末から利用可能。クライアント端末やストレージに保管されたデータとエンドツーエンドのすべての通信は暗号化され、データの安全性が確保される。また、企業のディレクトリサービスと連携したアカウント管理や、ユーザーごとのアクセスコントロールにも対応する。

　なお、データ保存先になるバックエンドストレージには、国内外のクラウドストレージサービス、オンプレミスのファイルサーバーやストレージシステムなどから、企業の利用目的に応じて選択できるとのこと。

　なお両社では、2012年2月に日本語版「Oxygen Cloudサービス」無料版のパブリックベータ、有料版のベータトライアルを開始する予定とのこと。