NEC、Windows 7搭載の12.1型スレートPC「VersaPro タイプVZ」
VersaPro タイプVZ |
日本電気株式会社(NEC)は21日、OSにWindows 7 Professionalを採用し、12.1型タッチパネル液晶を搭載したスレートPC「VersaPro タイプVZ」を発表した。5月より出荷を開始する。
「VersaPro タイプVZ」は、ノングレアの12.1型タッチパネル液晶(抵抗膜方式)を搭載した、WindowsスレートPC。スレートPCとしては大型の液晶を搭載しながらも952gと軽量なほか、背面を曲面で仕上げた薄型デザインにより、持ち運びを容易にしているという。
また、タッチペンや指先での手書き入力で高い文字認識率を有する日本語入力ソフトの標準搭載、高視野角のノングレア液晶の採用などにより、業務での使いやすさを追求したとのこと。通信機能は、標準でIEEE 802.11a/b/g/n無線LANに対応し、NTTドコモのLTEサービス「Xi」モジュール内蔵モデルも選択可能なため、快適な通信環境を提供できるとした。
CPUは、デュアルコアのCeleron 857(1.2GHz)で、2GBメモリ、64GB SSDを標準搭載し、バッテリパックも交換可能。オプションでは、スレートPC本体を立て掛けて使用できるスタンドや、USB接続の小型キーボード、マウスなどを用意している。
加えて、PC紛失時や一定期間アクセスがない時にPC内のデータを消去するセキュリティサービス「遠隔データ消去サービスパック(プレミアム版)」を1年間無償で利用できるとのこと。
なお、住友生命保険相互会社に採用された営業職員用の新携帯端末は、この製品の専用カスタマイズモデルとなっている。