日本事務器、クラウド型のIT資産管理/セキュリティサービスを提供~月額315円から


 日本事務器株式会社は1日、クラウド型のIT資産管理・セキュリティサービス「Asset CHECKER クラウド」を発表した。同日より販売を開始する。

 「Asset CHECKER クラウド」は、資産管理機能やセキュリティポリシーのチェック機能などを提供する、クラウド型のサービス。専用サーバーが不要で、インターネット接続環境があれば、クライアントソフトをインストールするだけで運用が開始できる、容易な導入を実現しているほか、サーバー運用の負担もないため、管理者の工数が削減できるという。

 具体的なサービスとしては、クライアント端末からハード/ソフトの情報を収集し、管理者ポータルで一元的に管理できる「資産管理サービス」、情報漏えいの要因となる、危険なソフトのインストール状況を監視するための「危険ソフトウェア通報サービス」、USBメモリの接続制限を行う「USB制御サービス」、OSセキュリティパッチの適用やウイルス対策ソフトの稼働状況を定期的にチェックする「セキュリティポリシーチェックサービス」を用意した。

 ラインアップは、これらすべてのサービスが利用できる「Asset CHECKER クラウド スタンダード」と、資産管理サービスを除いた「Asset CHECKER クラウド セキュリティ」が提供される。価格はそれぞれ、月額420円/台、月額315円/台。いずれのサービスでも、ヘルプデスクが提供される。

 なお日本事務器では、今後1年間で5000クライアントの販売を見込んでいる。

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(石井 一志)
2011/11/1 13:47