KDDI、Salesforce CRMやChatterと連携するAndroidアプリ「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」


 KDDI株式会社は31日、株式会社セールスフォース・ドットコム(以下、セールスフォース)のクラウドサービスをAndroidスマートフォンから利用できるアプリ「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」を発表した。同日より提供を開始する。

 「KDDI Advanced Viewer for Salesforce」は、セールスフォースのクラウド型CRMソフト「Salesforce CRM」と、社内向けソーシャルネットワークツール「Chatter」をAndroidスマートフォンから利用できるアプリ。Salesforce CRM、Chatter、カレンダーなどの各画面を簡単に切り替えられるほか、Chatterの画面に取引先情報や商談情報の更新が通知されるので、簡単に商談動向を把握できるという。

 また、CRMデータをスマートフォンにあらかじめダウンロードしておくため、電波状態にかかわらず、スマートフォン内のCRMデータをいつでも利用可能。高速に同期・更新できることから、アプリ起動後すぐに利用可能な、快適な操作感も実現しているとした。

 加えて、アプリ内のデータはAES方式(256ビット)によって暗号化され、セキュリティを確保。スマートフォン向けセキュリティサービス「KDDI 3LM Security」を組み合わせれば、さらにセキュリティを高められるとのことだ。

 課金はID数ベースで、1IDあたり月額1890円。最初は法人向けスマートフォン「SIRIUS α IS06」に対応し、順次、機種を拡大する予定。なお今後は、クラウドサービス「KDDI MULTI CLOUD」と連携し、新たな機能を追加していくとしている。


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(石井 一志)
2011/10/31 14:26