米SonicWALL、CDPアプライアンス「SonicWALL CDPシリーズ」を国内で発売


SonicWALL CDP6080B

 米SonicWALL 日本オフィスは3日、継続的データ保護(CDP)アプライアンス「SonicWALL CDPシリーズ」を国内で販売すると発表した。「SonicWALL CDP6080B」「同 CDP5040B」の2製品を、同日より順次出荷する。

 「SonicWALL CDPシリーズ」は、中小規模環境を想定したCDPアプライアンス。指定したユーザーまたはグループにバックアップポリシーを適用し、データを自動的にバックアップすることができる。また、ユーザーが誤ってデータを削除したり、データが破損したりしてしまった場合には、アプライアンスから容易にデータを復旧可能。プラットフォームはWindows、Mac OS、Linuxなどをサポートするので、環境を気にせずに利用できるという

 推奨最大数は、CDP6080Bが最大250ユーザーと15サーバー、CDP5040Bが最大100ユーザーと10サーバー。それぞれ8TBの物理容量(2TB×4、RAID 5構成)を備え、圧縮機能によって最大10TBの容量を利用できる。なおCDP6080Bは拡張ディスクキットの購入で物理容量を拡張でき、圧縮機能により最大20TBの容量を利用可能とのこと。

 なおSonicWALLでは、データバックアップ体制構築を課題する中小規模の企業を対象として、SonicWALL CDPシリーズの販売を進めたい考えで、以前から提供しているUTMやSSL VPN、メールセキュリティなどの製品とあわせて、企業が抱えるリスクの低減をより包括的に支援するとしている。

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