コラボツール「VMware Zimbra」、Proofpointのメールセキュリティ製品と連携
日本プルーフポイント株式会社は27日、VMwareと共同で「Zimbra」プラットフォーム向けのセキュリティ・コンプライアンスソリューションを提供すると発表した。「Proofpoint Enterprise Protection」と「Proofpoint Enterprise Privacy」などを組み合わせ、コンプライアンス、メール暗号化、フィッシング対策、プライバシー保護、情報漏えい防止といった機能を提供する。
VMware Zimbraは電子メール、スケジュール、ファイル共有、ソーシャル機能などを統合したコラボレーションプラットフォーム。Firefox/Chrome/Safari/Internet Explorerで動作し、スマートフォンなどのさまざまなデバイスをサポートする。
今回の発表では、VMware Zimbraに新機能を追加するAPI「Zimlet」を使って、日本プルーフポイント製品を連携させた。まず、「Proofpoint Encryption」で暗号化メールを送信するZimletを提供。ユーザーの行動を自動的に学習してスパム検疫を行う機能も搭載した。
また、インバウンド・アウトバウンドのメールセキュリティ・管理機能を提供する「Proofpoint Enterprise Protection」仮想アプライアンス版を統合。VMware Zimbra利用中のスパム、フィッシング、マルウェアの脅威を排除した。コンプライアンスを徹底し、あらゆる情報漏えいリスクから企業を守る「Proofpoint Enterprise Privacy」仮想アプライアンス版も統合している。
日本プルーフポイントはVMware Zimbraの正規ユーザーに対し、今回の機能を60日間無償トライアルとして提供する。