KVH、メールセキュリティ対策を総合的に支援するクラウドサービス「KVH MailScan MX」


 KVH株式会社は、クラウド型メールセキュリティサービス「KVH MailScan MX」を22日より提供開始する。

 「KVH MailScan MX」は、企業のメールセキュリティ対策を包括的に支援するクラウドサービス。メール送受信時のフィルタリングによる情報漏えい対策と迷惑メール(スパム)対策、ウイルス対策、全メールの保管、管理、独自ルールの設定変更が可能なポータルサイトなど、さまざまな機能を提供するという。

 特徴は、送受信メールをフィルタリングし、99.9%の精度でスパムを取り除く、高精度なスパム対策を提供する点。また、KVHが所有する国内複数個所の高信頼データセンター、および低遅延ネットワークを基盤にしたクラウドサービス「KVH IaaS」のプラットフォーム上で運用されるため、高い冗長性を持っているとのこと。

 なおKVHでは、このサービスのプラットフォーム構築にあたって、メールセキュリティプロバイダのSMXと協業することも発表した。SMXのメールセキュリティ製品では、スパムやウイルスの検知において、過去5年間では0.0004%の誤検知率を実現していることから、ユーザー側で不要なメールを閲覧する必要がなくなり、メール管理が大幅に効率化されるとしている。

 料金はユーザー数に応じた月額課金制で、初期費用は無料。クラウドサービスのため、導入時にユーザーがハードウェアやソフトウェアを購入したり、システムを構築したりする必要はなく、Webポータルからの簡単な操作で、アカウントの作成や削除が即座に行えるとのことだ。

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