日本HP、ミッションクリティカルな仮想環境の運用サポートサービス


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は13日、x86サーバー仮想化環境でのミッションクリティカルな運用を支援する統合サポートサービス「HPクリティカルアドバンテージ」の提供を開始した。価格は315万円から。

 同サービスでは、仮想か環境で運用されるミッションクリティカルシステムの障害対応および障害予防のための各種支援サービスを、日本HPがエンドツーエンドで提供する。

 障害予防では、サポートプランの策定から始まり、アクティビティレビューや運用・技術アドバイス、障害の自動通報、リモートサポート、オンライン情報提供、OSやソフトのリビジョン解析、仮想・物理環境の技術レビュー、パフォーマンスキャパシティ分析などを提供する。

 特徴は、顧客ごとに担当アカウントサポートチームを編成する点。(1)サポートプランを作成し、すべてのサービス内容を管理する「アカウントサポートエンジニア」、(2)窓口業務を担当し、問題のエスカレーションを管理する「担当レスポンスセンターエンジニア」、(3)障害対応および障害予防のハードウェアサポートを担当する「カスタマサポートエンジニア」がアサインされる。

 サービスレベルは、24時間対応でコール受付後6時間以内にハードウェア修復を完了する「年中無休6時間ハードウェア修復」、24時間対応でコール受付後4時間以内に応答する「年中無休4時間対応」、8:45~17:30対応でコール受付後4時間以内に応答する「標準時間4時間対応」の3種類を用意。カスタマサポートエンジニアは「年中無休6時間ハードウェア修復」を選択した場合のみの任命となるほか、同サービスレベルでは「専用部品在庫管理サービス」も提供される。

関連情報
(川島 弘之)
2011/7/14 06:00