ポリコム、ビデオ会議の新3製品~発言者を追尾するカメラなど
ポリコムジャパン株式会社は24日、ビデオ会議ソリューションで3つの新製品を発表した。
常に会議の発言者を検出してクローズアップするカメラ「Polycom EagleEye Director」(同日発売)、カメラ、ビデオ会議システム、ディスプレイが一体になった「Polycom HDX 4500」(同日発売)、PC向けのビデオ会議アプリ「Polycom Telepresence m100」(日本での発売は未定)の3種類。これらにより、ビデオ会議導入の障壁をなくし、大企業から中小企業、在宅勤務者まであらゆるビジネスユーザーのユニファイドコミュニケーション(UC)を実現するという。
Polycom EagleEye Directorは、音声の三角測量、顔検出技術、およびデュアルカメラトラッキングシステムにより、発言者を自動的に検出してクローズアップできる製品。会議中にカメラを操作する必要がなくなり、遠隔操作時の不注意なミスがなくなるほか、複数のカメラを使用するテレビ放送のような映像を再現するという。
Polycom EagleEye Director |
Polycom HDX 4500は、カメラ、ビデオ会議システム、ディスプレイが一体になったもので、個人のデスクや役員室での使用に適する。デスクスペースを占有する周辺機器を必要とせず、大型のディスプレイと「Polycom UltimateHD」技術を利用して臨場感にあふれた体験を提供するという。性能面でも従来製品よりも最大半分のネットワーク帯域幅でHD品質を届けることが可能。国際標準に準拠した相互運用性も備え、「Polycom Open Collaboration Network」の認定パートナーであるMicrosoft、HP、IBM、Juniper、BroadSoft、Siemens、McAfee、Avayaの製品とネイティブに統合できるという。
Polycom HDX 4500 |
Polycom Telepresence m100は、モバイルテレプレゼンスを実現するビデオ会議アプリ。ノートPCにインストールし、SMBや小規模グループでの試用に適する。オフィス内の従業員、在宅勤務者、外出先の従業員に提供し、シンプルなインスタントメッセージング形式のUIで、容易に利用が可能。多くのUSBおよびPC内蔵のカメラとシームレスに連動するほか、HD映像の受信やコンテンツ共有機能も備える。
Polycom Telepresence m100 |