レノボ、Sandy Bridge世代のモバイルノートPC「ThinkPad X220」

6セルバッテリで約8.9時間駆動


ThinkPad X220(写真は英語キーボード)

 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は29日、モバイルノートPC「ThinkPad Xシリーズ」に、第2世代Core iシリーズ(開発コード名:Sandy Bridge)搭載の新製品「ThinkPad X220」を追加すると発表した。同日より販売を開始する。

 CPUにはデュアルコアのCore i5-2520M(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)を、チップセットにはモバイルインテルQM67 Expressチップセットを採用。液晶は1366×768ドット表示可能な12.5型(LEDバックライト)と、従来よりも大型化された。

 またヒンジ部分を大きくし、磁石を使用したラッチレス構造によって、従来のサイズから45%広げ、クリック機能も一体になったタッチパッド(クリックパッド)を搭載。キーボードも、ThinkPad W/T/Lシリーズと同一デザインのキーボードを採用したため、従来のXシリーズのキーボードと比べ、Esc/Deleteキーが大型化されているという。

 OSはWindows 7 Professional(32ビット)で、レノボ独自のOS最適化技術「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」を搭載。バッテリ駆動とACアダプタ駆動をスケジュール設定によって自動で切り替える「ピークシフト機能」やセキュリティチップも備えた。

 直販価格は、Core i5-2520M、2GBメモリ(最大8GB)、250GB SATA HDD(5400rpm、2.5型)といった構成の「4290RW5」が19万5300円。メモリを4GBに、HDDを320GBに変更した「4290RW4」が19万6350円。

【訂正 19:00】
レノボが価格を訂正いたしましたので、記事も価格を変更いたしました。

 インターフェイスはUSB 2.0×2、Powered USB、ExpressCard/54、3-in-1メディアカードリーダー、DisplayPort、アナログRGB、音声入出力などを備える。またネットワークは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとIEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 3.0に対応した。

 サイズと重量は幅305×奥行き206.5×19~高さ26.6mm、1.46kg。バッテリは6セルのリチウムイオンで、約8.9時間の駆動が可能になっているとのこと。

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(石井 一志)
2011/3/29 11:47