レノボ、Sandy Bridge搭載のハイエンドデスクトップPC「ThinkCentre M91/M91p」
レノボ・ジャパン株式会社は23日、第2世代(Sandy Bridge世代)のCore iシリーズを搭載した、ハイエンドの企業向けデスクトップPC「ThinkCentre M91」「ThinkCentre M91p」を発表した。ThinkCentre M91はSmall、ThinkCentre M91pはTowerとSmallの各筐体が用意され、用途や設置スペースなどに応じて選択できる。
■省スペース型のSmall筐体を採用したThinkCentre M91
ThinkCentre M91(ディスプレイは別売) |
新製品のうちThinkCentre M91は、デュアルコアのCore i3-2100(3.10GHz、ビデオ機能内蔵)を搭載したSmall筐体のデスクトップPC。チップセットはインテル Q67 Expressを採用するほか、標準では2GBメモリ(最大16GB)、250GB SATA HDD(7200rpm)を搭載する。
インターフェイスは、USB 2.0×8、シリアル、アナログRGB、DisplayPort、音声入出力、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどを搭載。拡張スロットはすべてロープロファイルで、PCI Express x16、x1、PCI×2を備えている。
直販での価格は、上記の構成に加え、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Professional(32ビット版)を搭載する「4514A7J」が12万1800円。ここから、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更し、メディアカードリーダーを追加した「4514A6J」が12万6000円となっている。
なお、Windows 7のパフォーマンスを向上させる「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」に対応するほか、オプションでSSDやグラフィックカードも選択可能とのこと。
■Small筐体とTower筐体が選択可能な上位機ThinkCentre M91p
ThinkCentre M91pのSmall筐体(左)とTower筐体(右) |
一方のThinkCentre M91pでは、Tower、Smallの両筐体モデルとも、CPUをCore i7-2600(3.4GHz、クアッドコア)、あるいはCore i5-2400(3.1GHz、クアッドコア)から選択可能。インテルQ67 Expressチップセットを採用し、インテルのビジネス向けプラットフォーム「vPro」にも対応する。
インターフェイスは、USB 2.0×8、シリアル、アナログRGB、DisplayPort、音声入出力、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどを搭載。拡張スロットは、PCI Express x16、x1、PCI×2を備え、サイズはTowerがフルハイト、Smallがロープロファイルとなっている。
直販での価格例として、Tower筐体の場合、Core i5-2400、4GBメモリ(最大16GB)、500GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Professional(32ビット版)といった構成の「4524B8J」で15万5400円。
Small筐体での直販価格例は、Core i5-2400、2GBメモリ(最大16GB)、320GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Professional(32ビット版)といった構成の「4518B3J」で14万2800円となっている。
なおこちらもThinkCentre M91と同様、Windows 7のパフォーマンスを向上させる「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」に対応するほか、オプションでSSDやグラフィックカードも選択可能になっている。