F-Secure、セキュリティ製品の一元管理ツールを刷新


 フィンランドF-Secureは、自社の企業向けセキュリティソフトを一元管理するツール「エフセキュア ポリシーマネージャ」を刷新し、17日より提供開始すると発表した。価格は無料。

 最新版の「エフセキュア ポリシーマネージャ 10」では、「エフセキュア クライアント セキュリティ」「同 アンチウイルス ワークステーション」「同 アンチウイルス Windowsサーバ」、「同 Linuxセキュリティ フルエディション」「同 アンチウイルス Microsoft Exchange」の5製品を一元管理できる。

 また、これまで1日を要していた、非接続端末を削除するといった作業工程を完全に自動化しているため、効率化だけでなく、作業工数の削減を実現。さらに、3000台の管理対象端末を管理することを想定した動作検証テストでは、すべてのレポートを出力する時間がおよそ11倍速くなるなど、動作速度も向上している。

 加えて、Active Directoryドメインを直接エフセキュア ポリシーマネージャ上にインポートできるようになったほか、複数管理者管理機能により、複数の管理者が異なる場所から同時にログインできるようになった。

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(石井 一志)
2011/3/17 15:31