日本ラッド、月額390円から利用できるビジネス向けIaaS「インダストリア」
日本ラッド株式会社は2日、クラウドサービス「SaaSes」において、ビジネス向け高信頼性IaaS「インダストリア」を3日から提供開始すると発表した。
インダストリアでは、高品質・高信頼のクラウド用分散型ストレージを採用するなど、高い信頼性を持つ点が特徴。柔軟性についても、最短5分以内での提供が可能なほか、24時間365日いつでも、ユーザーが利用したいタイミングで、専用コントロールパネルから各種設定が可能という。
サービス開始時には、低価格のサービス「standardプラン」を提供し、順次、高い性能、機能を持ったベースシリーズと、それぞれに追加利用可能なオプションサービス群を投入する予定で、standardプランでは3種類のサーバースペックを用意した。
「Small」プランでは仮想CPU×1と512MBメモリを、「Medium」プランでは仮想CPU×1と2GBメモリを、「Large」プランでは仮想CPU×2と4GBメモリをそれぞれ提供。ストレージ基本容量は各プランとも35GBが提供され、必要に応じて100GB単位で追加することができる。対応OSはCentOS 5.5(64ビット)のみで、今後は他のLinuxやWindows Serverにも対応していく予定。
価格は、Smallプランが390円/月、Mediumプランが2500円/月、Largeプランが4500円/月。ネットワーク転送料は必要なく、転送量も無制限に設定されている。
オプションは、グローバルIPアドレスやWebmin、MySQLなどを無償で提供するほか、5月には、ロードバランサー、カスタムイメージ、サーバーコピーなどの機能が導入される予定。さらには、VPN接続、サーバーのバックアップ、ディザスタリカバリ、セキュリティ診断、仮想マシン持ち込みなどについても、今後の対応が予定されているとのこと。