ジェイズ、Juniper製のサービスゲートウェイやDCB対応スイッチを発売


 ジェイズ・コミュニケーション株式会社(以下、ジェイズ)は6日、Juniper Networks製のサービスゲートウェイ「Juniper Networks SRXシリーズ」2モデルと、レイヤ3スイッチ「Juniper Networks EX4500」ラインの販売を開始した。

 SRXシリーズは、ネットワークOS「Junos OS」をベースとしたセキュリティ製品。今回、ブランチオフィス向けの「SRX220」、小規模データセンター向けの「SRX1400」の取り扱いを開始する。

 SRX220は、8ポートのGigabit Ethernet(GbE)、950Mbpsのファイアウォールスループットを備える製品。オプションでフルIPSをはじめとするUTMライセンスや、インターフェイスモジュールの追加が可能で、SMB市場のニーズに1台で応えつつ、ネットワーク構成のシンプル化や設備投資・運用コストの削減を叶える。標準価格は43万9800円(税別)から。

 SRX1400は、上位モデルのSRX3000ラインとモジュールを共用化した製品。最大10Gbpsのファイアウォールスループット、同時50万セッションとクラス最高のパフォーマンスを持ち、オプションの「AppSecure」ライセンスを導入することで、アプリケーションを識別して通信をコントロールすることが可能。ネットワークフロー収集専用のQFlowコレクター製品「Juniper Networks STRMシリーズ」を利用した可視化にも対応する。

 注文時にGbE構成(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×6ポート、1000BASE-X SFP×6ポート)、もしくは10GbE構成(10GBASE-X SFP+×3ポート、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×6ポート、1000BASE-X SFP×3ポート)が選択可能。標準価格はGbE構成が200万円(税別)、10GbE構成が500万円(同)。

 一方のEX4500は、ジェイズが2010年10月に取り扱いを開始した製品の後継で、GbE/10GbE対応SFP/SFP+×40ポートの構成はそのままに、新たにDCB/CEEに対応した新製品。従来通り、前面吸気・背面吸気の2モデルを用意するほか、DC電源標準搭載モデルもラインアップし、さまざまな形態のデータセンターやサーバールームに、より導入しやすい構成となっている。

 960Gbpsのスループットを備え、標準価格はAC電源搭載モデルが480万円(税別)、DC電源搭載モデルが517万5000円(同)。

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