製品カタログなどをiPadに対応させるサービス「eCatalog」


 株式会社SIエージェンシーは6日、パンフレット・会社案内・製品カタログなどをiPadに対応させるサービス「eCatalog」を発表した。

 既存の資料を電子データか紙媒体で提供するだけで、専用ビューア「eCatalog」で閲覧可能なデータに加工・調整してくれる。加工済みデータはID・パスワード認証後にダウンロード可能で、遠隔地の支店や取引先でも利用が可能。専用ビューアを用意してくれるのも特長で、専用アプリの開発費などを削減できる。

 「重いカタログを持ち歩かなくても、メール・Web・カタログと1台で何役もこなすオールインワンのビジネスツールとしてiPadを利用できる」(同社)とのこと。

 初期費用は、カタログのページ数に応じて変動。10ページの「ライトプラン」が7万5000円(税別)、20ページまでの「スタンダードプラン」が18万円(同)、21~50ページの「ビジネスプラン」が24万円(同)、51~100ページ以上の「ビジネスプラスプラン」が36万円(同)、101ページ以上の「エンタープライズプラン」が42万円(同)。

 このほか、全プラン共通の月額費用が必要。標準タイプがデータ管理費2000円(同)/月。セキュリティタイプがデータ管理費2万円(同)/月、およびiPad1台につき1000円(同)/月。セキュリティタイプでは、ダウンロード可能な端末を指定のiPadのみに制限でき、通信もSSLで保護される。

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(川島 弘之)
2011/1/6 13:27