日立電サ、SaaS型オンラインバックアップ「安心バックアップサービス」の機能を強化


 日立電子サービス株式会社(以下、日立電サ)は20日、オンラインバックアップサービス「安心バックアップサービス」において、機能強化を行うと発表した。

 「安心バックアップサービス」は、クライアントPCやファイルサーバーのデータを、インターネット回線経由でデータセンターへ自動バックアップするサービス。今回はこのうち、ファイルサーバー向け「安心バックアップサービス」をサーバー向け「安心バックアップサービス」として強化し、SQL Serverのデータファイルのバックアップ/リストアに対応した。加えて、サーバーOSの対応を拡大しており、新たにWindows Server 2008に対応している。

 また、販売施策の強化も行う。具体的には、法人向けECサイト「でんさe-Market」を12月1日付けで開設しており、こちらからクライアントPC向けの「安心バックアップサービス」を販売開始している。あわせて、サーバー向け「安心バックアップサービス」では、パッケージベンダとのアライアンスにより、パッケージソフトでの業務データの遠隔2次保管用ツールとして、組み合わせ販売を推進するとのこと。現段階では、株式会社ソフト・ボランチの次世代賃貸管理システム「PMVolante」と連携して販売する。

 なお日立電サでは、これらの取り組みにより、2012年3月末までに、顧客数2500社、受注額4億円を目指すとしている。

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