NTT Com、グローバル仮想ホスティングで提供エリアを拡大
NTT Comは10日、仮想ホスティングサービスをグローバルに提供する「Bizホスティング グローバル(以下、BHG)」を強化すると発表した。
強化点は、1)提供エリアに中国上海の追加、2)カスタマポータルの機能拡張。
上海向け概算料金例 |
1)では、日系を含む多国籍企業が事業拡大を続ける中国大陸でのサービス提供ニーズに応えるべく、現地パートナー事業者と協業し、上海にあるプレミアムデータセンターを利用してBHGの提供を開始する。
これにより、サービス提供エリアは、日本・香港・シンガポール・上海のアジア4地域と、米国、欧州となる。
ファイアウォール×2台、エンハンスドサーバー×2台、VM×16個、外部ストレージ1TBの構成で、価格は初期費用と月額費用がいずれも100万2000円。1VNあたり月額6万2625円。提供開始は2011年1月5日より。
カスタマポータルの機能例 |
2)では、カスタマポータルの機能を拡張。これまで、国内外の各拠点における物理・仮想サーバー、仮想マシンの状況確認・起動・停止・リソース増減などを遠隔操作するカスタマポータルを提供してきたが、機能拡張により、2011年1月5日よりオプションサービスで提供されるサービス(ファイアウォール、ストレージ、バックアップ、ロードバランサー)についても、構成情報を閲覧できるようになる。