レノボ、AMD製CPUを搭載したエントリーデスクトップPC「ThinkCentre M75e」


 レノボ・ジャパン株式会社(レノボ)は28日、AMD製CPUを搭載するエントリー向けデスクトップPC2製品を発表した。タワー型の「ThinkCentre M75e Tower」、省スペース型の「同 Small」を、同日より販売開始する。

ThinkCentre M75e Tower(ディスプレイは別売)ThinkCentre M75e Small(ディスプレイは別売)

 新製品のうち、ThinkCentre M75e Towerは、デュアルコアCPUのPhenom II X2 B53(2.8GHz)を搭載するほか、最大16GBのDDR3メモリ、500GB HDDを搭載可能。オプションのATI Radeon HD5450を搭載した場合は、クアッドディスプレイに対応する。OSについては、32ビット版、64ビット版のWindows 7 Professional搭載モデルが用意された。

 モデルは複数用意されるが、例として、Phenom II X2 B53、AMD 760Gチップセット(グラフィックス機能内蔵)、2GBメモリ、500GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Professional 32ビット版といった構成で8万6100円。

 インターフェイスは、USB 2.0×6、シリアル、アナログRGB、DVI、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどを備えるほか、TPMセキュリティチップも搭載する。

 一方のThinkCentre M75e Smallは、幅99×奥行き382×高さ335mmの省スペースなデスクトップPC。デュアルコアのPhenom II X2 B53/B22(2.8GHz)、あるいはシングルコアのSempron 145(2.8GHz)といったCPUや、最大16GBのDDR3メモリ、最大320GB HDDを搭載する。

 構成例として、Phenom II X2 B53、AMD 760Gチップセット(グラフィックス機能内蔵)、2GBメモリ、320GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROMドライブ、Windows 7 Professional 32ビット版といった構成で8万6100円。

 インターフェイスはUSB 2.0×6、シリアル、アナログRGB、DVI、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tなどを備え、こちらもTPMセキュリティチップを搭載している。

 なお、両製品とも、AMDの企業向けプラットフォーム「VISION Pro」に対応している。

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(石井 一志)
2010/9/28 16:09